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代表メッセージ

溶接の技術でCO2排出量を削減する挑戦

日本の自動車産業におけるEV化や脱炭素社会への流れは、求められる製造技術にも変化をもたらしており、軽量化やCO2排出量削減のニーズはその代表的なものです。

2026年度からCO2排出量取引制度が本格化し、CO2排出量が企業の直接コストとなる時代がやってきます。自動車産業のGHG(温室効果ガス)排出量の90%以上がScope3(サプライチェーン由来)であり、サプライチェーンにおけるCO2排出量の削減はこれから最も重要な課題の一つであると考えています。

この度、新たに開発した「気密プロジェクション™」溶接技術は、CO2排出量削減の課題に対するソリューションであり、主に自動車のエンジン回りのオイルや熱交換器の金属配管部品で高い評価を得ており、既に複数の自動車メーカーへの納入実績がある信頼性の高い技術です。

今後、この「気密プロジェクション™」技術を広範に活用し、新たな用途開発や市場展開を目指していきます。

代表取締役CEO 新井 文武